プロフィール
囲碁プロ棋士【西岡正織】にしおか まさお
日本棋院 平成29年入段、令和元年二段、令和4年三段
令和2年立命館大学卒業
和歌山県和歌山市出身。
和歌山県出身の日本棋院プロ棋士の誕生は75年ぶり3人目
(※1人目は本因坊秀格さん)
平成10年3月26日生まれ。
趣味:旅、ドライブ、運動(ソフテニ、バド等)
■経歴
2016年3月
和歌山工業高等学校(和歌山県)卒業。
2016年4月
立命館大学入学。囲碁の普及に役立てたいとメディア社会専攻でメディアについて学ぶ。
2017年4月
囲碁プロ棋士として入段。日本棋院中部総本部所属。
2020年3月
立命館大学卒業
現在、プロ囲碁棋士一本で奮闘中
〈過去の日本棋院プロ棋士採用試験成績〉
2009年(小6):予選敗退
2010年(中1):本戦5位
2011年(中2):本戦3位
2012年(中3):本戦5位
2013年(高1):本戦2位
2014年(高2):予選敗退
2015年(高3):大学受験のため、プロ試験は受けず
2016年(大1)
予選:1位通過(19勝1敗)、本戦:7勝3敗で2人が並び、予選上位の西岡正織が1位となり、入段
※入段できるのは、プロ棋士採用試験の本戦で1位のみ。
順位の決定は、総当たり戦を黒番・白番の2回を対局し、勝敗により決める。
同順位の場合は、予選での順位が適応される。
立命館大学 【+Rな人】キラリと輝く学生
interview:NO.876 UPDATE:2017.05.16
【これからも続く、烏鷺の争い】という見出しで
囲碁部の 西岡正織 と 平野翔大 を紹介していただきました。
立命館大学 【+Rな人】キラリと輝く学生
学生紹介記事でのインタビュー
■西岡さんと囲碁 これまでの歩み
「囲碁の魅力は?」と聞くと、「奥が深く、無限に広がる可能性」という西岡さんは、2017年4月からプロ棋士になった。
小学5年から日本棋院の院生としてプロを目指し採用試験に挑み続けてきたが、結果が振るわず、悔しい思いをしてきた。
2016年10月〜11月に開催された、日本棋院中部総本部棋士採用試験本戦で1位になり、見事プロの世界へ。
「地元の和歌山では、一人で囲碁の研究をしていたので、大学で囲碁研究部員と対局を重ねることでき、この1年間はすごく勉強になり成長したからこそかもしれません。ずっと支えてくれた家族には一番に感謝の言葉を伝えました」と振り返る。
空きコマにはプロ棋士の対局中継を観戦し、授業後は部員と対局、帰宅後も囲碁のことを考えることが多いという。
体力づくりのためにジムで汗を流すこともあり、「体を動かすのは好きで、囲碁以外の最近の楽しみは、ソフトテニスを友人とすることです」と明るく話してくれた。
「斬新な手を打つ棋士になりたい」、今後、この大学での環境を生かし、さらなる高みを目指したいと意気込む。